頑張ってたどり着いた壁 #68
こんにちは、松岡千里です。
花咲ライフやビジョン心理学で使われる、言葉や考え方について、書いていきたいと思います。
私のところにカウンセリングに
来られる方は問題を抱えているのがほとんどです。
その中でも、
もうどうしたらいいのか分からず、
大きな「壁」に
ぶち当たってる方がいらっしゃいます。
私もかつてはその「壁」に苦しみました。
幼少の頃からも「カベ」のようなものがあり、
その都度チャレンジして
乗り越えてきたという人もいるとは思いますが、
私がこれから話す「壁」は
それとは性質が違います。
ビジョン心理学ではこの「壁」のことを
「デッドゾーン」と呼んでいます。
私は、幼少期から
一人でなんでもできる子供でした。
長女ということもあったのかもしれません。
いろんな人にちゃんとご挨拶もできたし、
弟や友達の手助けも
積極的にやってました。
苦手なことや、
まだやったことのないことにも
挑戦できる活発な子供でした。
そんな幼少期を過ごした私の口癖は
「頑張ります」でした。
今、思い出しても一生懸命だったなあと、
少しおかしく思います(笑)
そんな私は大人になっても、
「一人でなんでも解決する」
ということを大切にして、
仕事もプライベートも過ごしてました。
誰かに相談することなく一人でやることは、
周りに迷惑かけないので、
良いこととしていました。
大変なこともあったけど、
それでも周りからも評価され、
私も充実感があり、
上手くいっていました。
しかし、それではだんだん上手くいかなくなってきたのです。
ある仕事で大失敗をしました。
失敗したこと自体はこれまでもあり、
その都度なんとか一人で頑張ってリカバーしてました。
この時も自分一人で解決しようと、
残業したり、持って帰ってはいけないのに家で仕事をしました。
しかし、解決できず本社を巻き込んでの
大騒動になってしまいました。
それでも強がっている私がいました。
その後も、多少仕事のやり方を変えましたが、
一人で頑張ることは
逆にもっと強化していきました。
頑張りが足りなかったから
上手くいかなかったんだ、
もっともっと頑張って
一人でなんでもできるようにならないと、
みんなに迷惑をかけてしまう
という気持ちだったんだと思います。
(当時の気持ちははっきり覚えてないですが、きっとそうでした)
そうなると、
どんどん追い込まれてきいました。
私の上手くいく必勝パターンが
通用しなくなってきたのです。
これが最初にお話しした
大きな「壁」です。
一人で頑張るを強化していった私は
仕事だけではなく、
パートナーとの結婚生活も
うまくいかなくなりました。
・これまでの成功パターンが通用しない
・親や先生、世間から教えられたこととは違うことが起きている
・誰も私を助けてくれない
という負のサイクルに入ったのです。
これでは生きてる感じはしません。
死んだような感覚です。
(なのでデッドゾーン、死の領域と言われているんです)
私はそれをきっかけで
心理学を学び始めました。
別に心理学でなくてもよいのですが、
生きるということが、
どういうことなのかを知りたくなったのです。
心理学を学び、
私の体験を振り返ると、
この大きな「壁」は
人生の転換期なんだよ〜
っていうサインなんだとよくわかります。
この大きな「壁」については
また書いていきたいと思います。
0コメント