自立について2 #09


こんにちは、松岡千里です。

 花咲ライフやビジョン心理学で使われる、言葉や考え方について、書いていきたいと思います。 


今日は先日のブログ「自立」の続きをお伝えしたいと思うのですが、自立を理解する上で「依存」のことの理解も大切ですので、今回は「依存」についてもお伝えしたいと思います。 

前回のブログ「自立について」はこちらから


 「依存」とは

 他に頼って存在する、または生活すること。

という意味なのです。

 「依存」は私たちは誰しもが人生の中で経験しているはずです。 赤ちゃんとしてこの世に誕生した時、私達は食べることも排泄も何も一人ではできないのです。両親や先生から、たくさんの助けを受けて生活をして、それ無しではなにもできない。また、依存は自分がどんな振る舞いをしたらいいかを学ぶ時期とも言えます。


 依存を経験することで、1人でなんでもできる自立の状態になっていく成長過程を踏んでいくのです。例えると、親を頼って生活をしてきた学生時代から社会人として自分でお金を稼ぎ始める時期のこと(20歳前後)をイメージしていただければ、わかりやすいかもしれません。 


 ここでの話は、依存が悪くて自立がいいという話ではありません。 


 この依存の時期にしっかり依存を経験するということも必要なことです。色々な事情などで早く自立をすることになった場合は、依存したい欲求を隠したまま大人になる人もいます。また、20歳を超えてもなかなか自立できず、依存のままでいる人もいます。


 大人になっても依存的な人は、いつも誰かの言う通りにしかできない、自らの考えや気持ちで行動できない傾向があります。他の人に振り回されることとなり、自分以外の影響で状況が変わってしまうという問題を抱えてしまいます。 ちなみに自立の傾向が強い人は、一人で頑張らないといけないと思い込むことで、誰にも相談できず、いつも一人で苦しんでしまうという問題を抱えてしまいます。 

 どちらにせよ問題が出てくるのですが、問題の質が違い、対処の仕方などは変わってきます。 


 また、人間関係の側面からみてみると、パートナーがなんでもしてくれる人で、自分は何もしなくても良くなると、自分が依存的に感じ、実際依存になってしまう人も多いです。反対に、パートナーが何もしない人だと、自分がやらないといけなくなります。そうなると自立の傾向が強くなってしまいます。 この様に人間関係の中で自立と依存は、相互関係の様に成立するものです。 そして言い換えると、依存の人は自立の人を求めるし、自立の人は依存の人を作ってしまうとも言えます。 


 私の前の主人とのことなのですが、私が仕事をどんどんがんばることで成果を出だすと、自分でやることが身についていきました。つまり自立が強化されていきました。すると、私生活でも主人には頼らず、相談せず、なんでも一人で解決していきました。すると、私は疲れ果て、主人はどんどん仕事がなくなり、私の収入に依存し、最後はお酒にも依存するということになりました。 しかしその後、主人のDVが始まると、私は主人に依存しないと生きていけないくらいな状態に逆転してしまいました。 この様に依存と自立は、相互関係があり状況により立場が逆転してしまうこともあるのです。


 ポイントはどちらが良いとか悪いではなく、 自分が今は自立か依存か、どちらの状態にあるのかを認識できることなのです。初めは少し難しいかも知れません。そのためにも、心のしくみを知ることが有効ですよ。 


 今日はどちらかな? 自分に聞いてみるだけでも変わりますよ。 

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