自立が人生のゴールではない

私たちは幼い頃から、両親や先生など多くの人から助けてもらい、成長してきました。と同時に自立して自分でなんでもできるようになることも教えられました。もしかしたら、十分な助けもなく自立することを急がされた人もいたかもしれません。どちらにせよ、たくさんの努力をして自分で出来ることが増えてきたのです。

しかし、立派に自立して社会的な成功をしていても、いつも問題がある、とても疲れる、なんだか満足できないと感じている人も多いのではないでしょうか。

一体どうしてそうなるのでしょうか?

それは「自立することがゴールではない」からなのです。

自立とは1人でなんでも出来るようになることです。そのためにたくさん努力してきましたが、人生においては1人だけでやる事には限界があるのです。つまり、人と共に生きていくことが自立の先にあり、成功や幸せのガイドラインになるのです。本当の意味で人と共に生きていくことは、良好な人間関係を築いていくことです。これは知識やテクニックだけでは難しく、ここに心理的な要素が大きく関わっています。私たちの心の中には過去の体験や両親や周りの人からの影響によって身についた考えや価値観があり、生き方に大きな影響を与えているのです。ときにはその考えや価値観が自分の自由を奪い、成功や幸せへの悪影響になることがあるのです。

ビジョン心理学では心の仕組みや、心理的な側面からの成功や幸せについて学びます。学びを進めていくと、人間関係の中から自分の問題のヒントを見つけることができるようになります。そして「ビジョン心理学の三角形モデル」という人生の地図を使うことで、あなたの問題を解きほぐすことを可能にし、新たな自分の才能も発見し、あなたのビジョンへと進むことが出来るようになります。